白石正智 Shiraishi Masanori

総合病院と、相模原エリアを担当しています。朝、病院に直行し院内にある資材課で欠品がないか確認したり、現場からの情報を取りまとめたり、他の診療科に必要なものがないか聞いたりします。その後、他の病院で納品などの仕事をし、会社に戻って見積書や納品書を作成したり、次の日に使う資料の準備をしたりします。急な対応も多いですね。
例えば、発注が漏れていた、現場から請求が来ていないけれど使いたい、といったことも。感染症関連では、マスクやガウン、キャップといった消耗品が、土日の分が足りなくなりそうだから、金曜日に持ってきてほしい、という連絡もよくありました。

もともとME（臨床工学技士）の勉強をしていましたが、実習を経て医療機器に興味を持つようになりました。商社を選んだのは、一社だけでなく思った以上にいろんな製品を取り扱えそうだったから。医療系の学部でしたが、勉強したのは医療機器の回路がメーンだったので、ある程度言葉は知っている、という程度で、あまり周りと変わらなかったと思います。今でも先生と話をするときは、知らない言葉はメモを取って持ち帰って先輩に聞いたり、自分で調べたりしています。
多くの製品を扱っていると聞き、それが面白そうと感じて入社しましたが、実際に取り扱うようになってみて、想像以上にたくさん種類があることに驚きました。もちろんそれは強みでもあります。ある商品が欠品している場合、メーカーなら「うちのものが欠品しています」と言うところを、弊社は「Aが欠品しているのでBはどうですか」と提案できるんです。

素直に意見を聞くことです。できないことはできないとはっきり伝え、分からないことは確認してから返答するよう心がけています。弊社の取扱商品は本当に多くて、少しだけ大きさや形が違うものがたくさんあります。それらをすべて把握しているわけではないし、先生もこちらが知らないことを理解してくださっているので、教えていただいて、そこから覚えていく感じですね。先輩に聞くこともよくあって、こうすれば？というのを試してみて、だめなら他の方法を考えます。悩んで止まっていても時間が過ぎるだけだし、解決方法が出てくるわけでもないですから、分からないことはすぐ聞いて、やってみて、できたら報告する。自分だけでなく、先生や先輩にとっても「分からないんだな」「探しているんだな」と伝わった方がいいと思います。
先輩や上司がそういうのを気にかけてくれるのも、協和医科器械のいいところですね。いずれは入社してすぐお世話になった上司のように、どの病院に行っても、何年経っても「〇〇さん」と声をかけてもらえるような営業担当者になれればいいなと思っています。